金太郎の日記(2010年4月)

4月15日

昨日、島原市民劇場の公演で、
平幹二朗さん主演のお芝居「冬のライオン」を見た。
とても難しい台詞満載の「台詞劇」だったのだけれど、
2時間半があっという間に感じられる素晴らしい芝居でした。
平さんはもちろんですが、
主演女優の麻実れいさんの芝居が本当に凄かった。
一分の隙もなく、小声でも、指先の表情まで
1200人の大ホールに行き渡らせる表現力に感動しました。
また芝居がしてみたい。
そう思わせてくれた一幕でした。

4月7日

長男の引越で、1泊4日東京往復2662qの旅をした。
長男との距離は60qから1300qになった。

自宅から14時間半で東京の実家に到着。
夜、52歳で長男が誕生した仲間の祝いに行った。
ぎこちなく生後8日の子を抱く仲間が微笑ましかった。

その帰りに車内のテレビで、
私の樂団のベーシストでもある仲間の10歳の長男が、
海で亡くなったというニュースを見た。
すぐに電話をしたのだけど、
心がどこにあるか解らない声だった。
何かの間違いであって欲しかった。

明輝人くんのご冥福を心から祈ります。


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