冒頭にも書いたけど、俺がベトナムへ行ったのは、コンサートの打ち合わせが目的だった。
結局コンサートはキャンセルしたんだけど、それなりにベトナムを堪能して来ました。
(俺が日本人初ってのも考えモンだけど)
一応来賓扱いだったので、文化省の方に接待して頂いたりで気分は上々の旅でした。
で、上の写真がニヤ・チャン文化省での打ち合わせ風景です。
真ん中にいる方がトップの方なのですが、とってもに良い方でした。
度々にこやかに話しかけてくれて、俺も笑顔を返していたのですが、
正直なトコロ、内容は全然わかってませんでした(笑)。
(後ろの絵の中の指揮者はホーチミン氏です)

で、下がまぼろしに終わったニヤ・チャンのコンサート会場です。
大きな体育館で、2000人くらいは入ると言ってました。
まぁ、実際に観客が入ったかどうかは何とも言えないけど。
コンサート料金の設定は10,000ドンってコトになってたんだけど、
コンサートとしては限界の高値だそうです。
(ちなみに1円が約100ドンね)

   けっこう音楽活動は盛んで、バンドもそれなりにいたりします。
ただ、楽器を手に入れるのは大変なようです。
アコースティックギターは個人のギタービルダーがけっこういるんだけど、
エレキや、特にドラムはほとんど輸入品しかないからね。
(平均的な月給は500,000〜800,000ドンだと聞きました)
でも、毎週日曜の朝にはホーチミンの空港近くの公園なんかで、
ロックの音色が響いていたりしました。
ほとんど洋楽なんだけど、その全てをベトナム語で歌っていた。
意味もちゃんと伝えようとしてる。これには感動したね。
すごいぜ、ベトナム。