

ニヤ・チャンとホーチミンの移動は飛行機だったんだけど、これがホント怖かった。
旧ソ連製の双発機なんだけど、まず音が凄い。
で、飛んだらけっこう揺れる。
俺も国内ではYS11ってプロペラ機に飽きるほど乗ったから、
ちょっとやそっとじゃビビらないんだけど、この時はまいりました。
(実は、この数日前に落ちてるんだよね、ベトナム航空)
何にビビったって、最初にニヤ・チャンに飛んだ着陸の時。
ニヤ・チャン空港は海のすぐそばにある訳ですよ。
よって、着陸のアプローチの時に窓からは海しか見えないのです。
しかも、ものすごい低空飛行でアプローチするもんだから、
「おい、ちょっと待てよ!」ってな気分になりますね。
と、その途端に「ドスン!」と来た。
さらに、何度かバウンドをしたんだよね。
機内には少なからぬ悲鳴があがったコトは言うまでもないけど、
乗り慣れている地元の人はビクともしてない。
きっと、いつもこんなモンなんだね。
すごいぜ、ベトナム。
(でも、着陸後飛行機を振り返るパイロット、何となくホッとしてない?)

